「できるだけ少量で効率よくカロリーを摂りたい」と思うことはありませんか?
食欲が落ちてしまったとき・小食で食べきれないとき・筋トレや増量期で体重を増やしたいときは、“食べる量”よりも“カロリー密度(少ない量でどれだけエネルギーが取れるか)”が重要になります。
また「高カロリー=体に悪い」と感じる方もいますが、実際には良質な脂質・たんぱく質・ビタミン/ミネラルを含み、栄養補給に役立つ食品も多くあります。
とくに高齢者や小食の方は、高カロリー×高たんぱくの選び方が、低栄養や筋力低下の予防に直結します。
この記事では、コンビニ・スーパーで買いやすい「少量高カロリー」食品をで紹介しつつ、最も確実にカロリーを積み上げやすい栄養補助食品も比較します。
| この記事の監修者 管理栄養士 石川 いずみさん 医療系企業にて管理栄養士として勤務し、年間100件以上の個別栄養相談を担当。加齢に伴う健康課題や女性のライフステージに応じた栄養管理、若年層の食生活改善まで、幅広い年代への指導経験を持つ。現在はフリーランスとして、管理栄養士の知見を活かし、健康・食分野の記事執筆や監修を中心に活動中。 |
| ※本記事で紹介している商品にはPR商品を含みますがランキング・コンテンツ内容はリーミー編集部調査をもとに作成しています。また本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。持病・服薬中・嚥下(飲み込み)に不安がある場合は医師・管理栄養士等へご相談ください。 |
「何をどれくらい食べればいいか分からない」「とにかく失敗したくない」なら、少量高カロリー設計の栄養補助飲料が最短です。
- 1本125mlで200kcal(飲み切りやすい)
- たんぱく質も7.5g入りで“カロリーだけ”になりにくい
- 味の種類が多く、続けやすい
(栄養成分:明治公式の栄養成分表より)
少量で高カロリーが叶う「カロリー密度」とは?
“少量で高カロリー”を選ぶコツはシンプルで、カロリー密度(kcal/100g)が高い食品を活用することです。
- 脂質(油)は三大栄養素の中でも最もエネルギーが高く、少量でカロリーが伸びます
- たんぱく質を一緒に取れると「増量」「筋力維持」に有利
- 炭水化物は食べやすいが、単体だと栄養が偏りやすいので“足し算”が重要

石川いずみさん
少量で効率よくカロリーを摂る3つの方法

石川いずみさん
① 食材で「カロリー密度」を上げる(いつもの食事に“足す”)
一番ラクなのは、食べる量を増やすのではなく、同じ量のままカロリーだけ上げることです。
- 油脂(オリーブオイル・ごま油・MCTオイル等):汁物・おかず・サラダに小さじ1を追加
- ナッツ/ピーナッツバター:ヨーグルトに混ぜる、パンに塗る
- チーズ:トースト・卵料理・スープに“追いチーズ”
- マヨネーズ:ポテト・卵・ツナと相性◎(かけ過ぎだけ注意)
ポイント:「油だけ」だと栄養が偏るので、卵・乳製品・魚・肉など、たんぱく質源とセットにすると“健康的な高カロリー”に近づきます。
② 間食・おやつを「第4の食事」にする(1日トータルで積む)
1回の食事で食べきれないなら、間食はサボらず“分割して摂る”のが正解です。
- おすすめタイミング:10時/15時/寝る前(※胃もたれしない範囲)
- 狙い:1回でドカ食いしない代わりに、200〜400kcalを“ちょこちょこ”積む
例:ヨーグルト+はちみつ、プリン、アイス、甘酒(牛乳割り)などは「食事が入らない日」の保険にもなります。
③ 栄養補助食品を使う(最も確実:量に対してカロリーがブレない)
「何を選べばいいか分からない」「毎日続けたい」なら、最初から少量高カロリー設計の栄養補助食品が手堅いです。
- 飲み切りサイズで“残しにくい”
- たんぱく質+ビタミン/ミネラルまで一緒に入っている商品が多い
- 忙しい日も、「1本=200kcal」のように管理が簡単
※医療・介護の現場でも使われる製品があります。持病や制限食がある方は、医師・管理栄養士の指導に従ってください。
コンビニ・スーパーで買える!少量で高カロリーな食べ物ランキングTOP7
ここでは「家に常備しやすい」「少量でカロリーを伸ばしやすい」「たんぱく質も狙える」を基準にランキング化しました。

石川いずみさん
1. チーズ(とくにプロセス/ベビーチーズ)

少量でカロリーが伸びやすく、たんぱく質・カルシウムも一緒に取れるのが強み。常温でも持ち歩きやすい商品もあります。
取り入れ方:おやつにそのまま/トーストに追いチーズ/スープに入れて溶かす
2. 卵(ゆで卵・温泉卵・卵焼き)

「食べやすい」「調理しやすい」「たんぱく質が取れる」の三拍子。コンビニのゆで卵も便利です。
取り入れ方:ゆで卵+マヨでカロリーUP/ご飯が入らない日は卵スープに
3. 牛乳・飲むヨーグルト(乳製品)

固形がつらいときは、飲めるカロリーが効率的。乳製品はカルシウム補給にも役立ちます。
取り入れ方:ココアやきな粉を足す/スープに混ぜて“飲む食事”へ
4. 魚の缶詰(オイル漬けは特に強い)

開けるだけで食べられて、たんぱく質も確保しやすいストック食品。味つきはご飯が進みやすいのもメリットです。
注意:塩分が気になる方は「減塩」「水煮」等を目安に。
5. ひき肉系(ハンバーグ・つくね・ミートボール)

やわらかく食べやすいものが多く、カロリー+たんぱく質を両取りしやすいカテゴリです。
取り入れ方:チーズ乗せ/ソースを工夫(デミ・マヨ・オイル)
6. マヨネーズ

調味料の中でも少量でカロリーを足しやすい代表格。ポテサラ・卵・ツナなどと相性◎。
注意:脂質が多いので、胃もたれする人は少量ずつ。
7. 植物油(オリーブオイル・ごま油など)

最後のひと押しに最適。汁物やおかずに“ひとたらし”するだけで、食べる量を増やさずにカロリーを上げられます。
コツ:まずは小さじ1から。合わなければ無理に増やさない。
高カロリーなおやつ・お菓子(食事が入らない日の“保険”)
食事量が少ない日は、間食を“第4の食事”にして、1日の合計カロリーを底上げしましょう。

石川いずみさん
ヨーグルト(+はちみつ/バナナで強化)

牛乳由来のカルシウムやたんぱく質、乳酸菌が含まれています。
アレンジ:バナナやはちみつを加えるとエネルギーが増え、甘ギみで食べやすくなります。ギリシャヨーグルトならより高タンパクに。
プリン

プリンは卵と牛乳で作られるため、たんぱく質やカルシウムを含むおやつです。
ポイント:生クリーム入りやトッピング追加でさらに高カロリーに。見た目も華やかで満足感もアップします。
アイスクリーム

暑い日や食欲がない日に“入る”ことが多いのが強み。冷凍で常備もしやすい。
甘酒(米麹タイプ)

米麹タイプの甘酒には、ブドウ糖やビタミンB群、アミノ酸などが含まれています。
飲み方:そのままでも良いですが、牛乳や豆乳で割るとタンパク質をプラスできます。
こしあん(あんこ系)

少量でカロリーが伸びやすい一方、のど詰まりが心配な方はやわらかい和スイーツを。
栄養補助食品は「少量×高カロリー×栄養バランス」で失敗しにくい
ここからは、少量で200kcal前後を積める代表的な栄養補助食品を紹介します。“毎日続ける前提”なら、味・飲み切りやすさ・たんぱく質量で選ぶと失敗しにくいです。

石川いずみさん
「何をどれくらい食べればいいか分からない」「とにかく失敗したくない」なら、少量高カロリー設計の栄養補助飲料が最短です。
- 1本125mlで200kcal(飲み切りやすい)
- たんぱく質も7.5g入りで“カロリーだけ”になりにくい
- 味の種類が多く、続けやすい
(栄養成分:明治公式の栄養成分表より)
明治「メイバランス Miniカップ」
引用:明治
- 125mlで200kcal(飲み切りやすい)
- たんぱく質7.5g(1本あたり)
- 味の選択肢が多く、続けやすい
ネスレ「アイソカル®100」(とにかく“少量”最優先の人向け)
引用:ネスレ ヘルスサイエンス
- 100mlで200kcalの少量高カロリー設計
- たんぱく質8g/100ml
- “飲む量”をこれ以上増やせない人の最後の手札
森永乳業クリニコ「エンジョイクリミール」(味・続けやすさ重視の人向け)
引用:森永乳業クリニコ
- 1パック125mlで200kcal
- 味が複数あり、毎日でも飽きにくい
- “おいしさ評価”など続けやすさの打ち出しも強め
目的別:あなたはどれを選ぶべき?
- 食べ物は入らないけど、飲むならいける → 栄養補助食品(まずはメイバランス)
- とにかく“量”が無理(100mlでも厳しい) → 100mlで200kcalのアイソカル100も候補
- 食事は少し入る。あと200〜300kcalだけ足したい → チーズ・卵・魚缶+油の“足し算”
高齢者・小食の方が失敗しないための注意点
- 一気に増やさない:胃もたれ・下痢が出たら量を戻す
- 水分も一緒に:カロリー優先で脱水になると体調を崩しやすい
- 嚥下に不安がある場合:ゼリータイプ等「形状」を変える(医療職へ相談推奨)
- 制限食がある場合:腎臓病・糖尿病などは自己判断で増量しない
(必要な人だけ)高齢者向け介護食の宅配弁当も選択肢
「買い物・調理が負担」「毎日バランスを考えるのが難しい」場合は、栄養設計された宅配弁当で“食事そのもの”を整える方法もあります。
ウェルネスダイニング
| 販売会社名 | ウェルネスダイニング株式会社 |
| 料理ジャンル | 和/洋/中(制限食) |
| 1食当たり | 648円〜 |
| 送料 | 無料 ※条件あり |
| 最小注文数 | 7食 |
| ご飯の有無 | × |
| 到着時の状態 | 冷凍 |
| 購入方法 | 定期 |
| 会社ホームページ | https://www.wellness-dining.com |
| 初回割引・特典 | 公式サイトはこちら |
「ウェルネスダイニング」には「やわらか宅配食」という介護食があります。「ちょっとやわらかめ(275kcal)・かなりやわらか(216kcal)・ムースやわらか(237kcal)」の3タイプがあり、それぞれ1食あたりの平均エネルギー量が調整されています。
また、メニューの種類が豊富なので、毎日食べても飽きる心配がないのが大きな魅力。食事に関するお悩みを管理栄養士に気軽に相談できます。
ウェルネスダイニングの口コミを検索すると「まずい」とヒットする… ウェルネスダイニングの実際の口コミ・評判が知りたい! この記事では実際にウェルネスダイニングで購入した方の口コミ・評判を徹底調査しました。現役管理栄養士の私が実際[…]
ベネッセのおうちごはん
| 販売会社名 | 株式会社ベネッセパレット |
| 料理ジャンル | 健康和食 |
| 1食当たり | 590円〜864円 |
| 送料 | 790円〜 |
| 最小注文数 | 4食 |
| ご飯の有無 | × |
| 到着時の状態 | 冷凍 |
| 購入方法 | 定期 |
| 会社ホームページ | https://www.benesse-palette.co.jp |
| 初回割引・特典 | 公式サイトはこちら |
「ベネッセのおうちごはん」の介護食は、「冷凍やわらか食」と「ムースのおかず」の2種類があります。
「冷凍やわらか食」は食材の見た目はそのままに、歯ぐきでつぶせるやわらかさ。1食あたりが325kcal以上・タンパク質18g以上と高カロリー&高タンパクです。
一方、「ムースのおかず」は舌でつぶせるやわらかさ。1食あたり280kcal以上・タンパク質12g以上と、こちらもカロリーとタンパク質が高めに調整されています。
「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」などでお馴染みのベネッセですが、有料老人ホームの運営や介護事業にも取り組んでいるのをご存知でしょうか? ベネッセのおうちごはんは、自宅で暮らすシニア世代に「美味しくて健康的な食事」を届けたいという想いか[…]
メディカルフードサービス
| 販売会社名 | メディカルフードサービス株式会社 |
| 料理ジャンル | 和/洋/中/(制限食) |
| 1食当たり | 814円〜960円前後 |
| 送料 | 送料込み |
| 最小注文数 | 6食 |
| ご飯の有無 | × |
| 到着時の状態 | 冷凍 |
| 購入方法 | 都度・定期 |
| 会社ホームページ | https://www.medifoods.jp/corp/index.htm |
| 初回割引・特典 | 公式サイトはこちら |
「メディカルフードサービス」には「やわらか食」と「ムース食」の2種類の介護食があります。
「やわらか食」は普通タイプ・栄養強化タイプ・減塩タイプの3種類。栄養強化タイプなら、1食あたりの基準栄養価が325~335kcal・タンパク質が18.2~23.5gと、高カロリー&高タンパクに調整されています。
一方、「ムース食」も1食あたりが284~410kcalとかなりの高カロリーで、タンパク質も8g以上摂れますよ。
体のために健康に気づかった食事をしたいと思っても、毎日食事のたびに意識して用意するのは大変です。 そんな時に頼れるのがメディカルフードサービス。制限食に特化したお弁当を販売し、介護施設や医療機関でも利用実績がある宅食サービスです。 […]
高齢者向け宅配弁当は他にもいろいろ!
高齢者向けの宅配弁当は他にもたくさんあります。こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください!
年を重ねると噛む力や飲み込む力が弱くなったり、食べる量が減ってしまうもの。そんな高齢者の食事の悩みに応えてくれるのが、宅配弁当の介護食です。 「手軽・食べやすい・栄養バランスがいい」とメリットの多い宅配介護食について、選び方のポイント[…]
まとめ:少量で高カロリーを取るなら「足し算」か「補助食品」が最短
- 普段の食事に“油・チーズ・卵”を足すと、量を増やさずカロリーUP
- 間食を第4の食事にすると、1日トータルで積みやすい
- 最短・最確実は栄養補助食品(まずは飲み切りやすい200kcal設計から)
「何をどれくらい食べればいいか分からない」「とにかく失敗したくない」なら、少量高カロリー設計の栄養補助飲料が最短です。
- 1本125mlで200kcal(飲み切りやすい)
- たんぱく質も7.5g入りで“カロリーだけ”になりにくい
- 味の種類が多く、続けやすい
(栄養成分:明治公式の栄養成分表より)










