糖尿病は血糖値の急激な上昇を防ぐことが一番のポイント。そして、そのために欠かせないのが「糖質制限」です。では、糖尿病の食事でダメなものとは、具体的にどんな食べ物なのでしょうか?
今回は糖尿病の人が食べ過ぎに注意してほしいものをランキングでご紹介します。また、低糖質のおすすめレシピ、糖尿病の食事に関する疑問などについてもまとめて解説します!
※本記事で紹介している商品にはPR商品を含みますがランキング・コンテンツ内容はリーミー編集部調査をもとに作成しています。また本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。 |
糖尿病食にもおすすめ!
ウェルネスダイニングをご注文の方に当サイト限定特別キャンペーンとしてAmazonギフトカード・Google Playギフトコード・QUOカードPay・などに交換できるギフト500円分を進呈中です! |
糖尿病の人が食べてはいけない物は何?
「糖尿病になるとあれもこれも食べられなくなる…」と思っている方が多いかもしれませんが、実は糖尿病になったからと言って絶対に食べていけない物というのは特にありません。
肝心なのは糖質を摂り過ぎないこと。糖尿病はインスリンの働きが悪くなって血糖値が下がりにくくなる病気です。そのため、食事療法では血糖値の急激な上昇を防ぐことが一番の目的になります。
血糖値が高い状態が続くと血管が傷つき、動脈硬化を起こしやすくなります。動脈硬化は脳卒中や心筋梗塞などの原因になるため、糖尿病の人はいかに糖質を制限するかが重要です。
糖質制限のポイントは「糖質が高めの食べ物を食べ過ぎないこと」。これさえしっかり守れば、糖尿病でも食べる楽しみを我慢する必要はありません。
それでは、具体的にどんな食べ物の食べ過ぎに注意すべきなのか、ランキング形式でご紹介しましょう!
糖尿病の食事でダメなものランキング!
ここでご紹介する「ダメなもの」というのは、糖質が高いので食べ過ぎに注意した方がいいという食べ物です。
絶対に食べてはいけないというわけではないので、糖尿病の方は少量ずつ味わうようにしましょう。
1位:菓子パン
食べ物の中で特に糖質が高いのは、主食となる「炭水化物」や砂糖などの「糖類」です。つまり、小麦粉とたっぷりの砂糖で作られた菓子パンは、糖質が高いダブルの素材を組み合わせた要注意の食べ物ということになります。
ちなみに、定番のあんパンやクリームパンは1個分の糖質が約50gです。糖質制限は一般的に1食分の糖質を20~40gに収めるのが理想とされるため、菓子パンを1個食べるだけでオーバーしてしまうことになります。
どうしても食べたい場合は半分ずつ2回に分けて食べたり、低糖質パンを選んで食べるとよいでしょう。
2位:大盛りのご飯
白米も糖質が高い食べ物なので、一度にたくさん食べるのはNGです。大盛りのご飯や丼物のメニューは控えましょう。
ご飯茶碗1杯分(150g)の糖質は約53gとされています。これだけでも1食分の目安の糖質量20~40gを超えてしまうため、ご飯はお茶碗に半分までを上限とするか、低糖質米や食物繊維が豊富な玄米・雑穀米を食べるのがおすすめです。
また、空腹の状態で炭水化物を摂ると、血糖値が一気に上昇してしまいます。ご飯を食べる時は野菜や肉・魚などのおかずから食べ始めて、食事の後半にご飯を食べるようにしましょう。
3位:麺類
小麦粉を使った麺はパンと同様に糖質が高めです。ラーメン・うどん・焼きそばなどは麺が主役のメニューなので、どうしても糖質を摂り過ぎてしまいます。
また、糖尿病の方は塩分の摂り過ぎにも注意が必要です。塩分を摂り過ぎると高血圧になり、動脈硬化を起こしやすくなります。糖尿病も血管がダメージを受けて動脈硬化になりやすいため、塩分の摂り過ぎは病気のリスクをさらに高めてしまうのです。
麺類は塩分が高いメニューが多いので、糖質と塩分の両方を制限することが大切です。おうちで調理する場合は、こんにゃくやおからなどで作られた糖質ゼロ麺を使うのもおすすめです。
4位:清涼飲料水・甘い飲み物
炭酸飲料やスポーツドリンク、果汁に甘みを加えた果汁飲料、コーヒーや紅茶に砂糖を加えた飲料などは、すべて糖質が高めです。また、ミルクココアやカフェラテなど、牛乳やお湯に混ぜて飲む甘い粉末にも砂糖がたくさん使用されています。
飲み物は消化に時間がかからないため、体への吸収も早いのが特徴です。特にソフトドリンクなどに使用される果糖ブドウ糖液糖は、血糖値を一気に上昇させるので要注意です。
一方、甘味料には血糖値が上がらない非糖質系甘味料という種類の甘味料もあります。非糖質系甘味料は以下のように人工甘味料と天然甘味料に分かれます。
- 人工甘味料
アスパルテーム・スクラロース・アセスルファムカリウム
- 天然甘味料
ステビア・羅漢果(らかんか)
人工甘味料はカロリーゼロの飲み物などによく使用されており、体に吸収されないので血糖値が上がりません。ただ、一部では健康への懸念が指摘されているため、心配な方はステビアや羅漢果といった天然甘味料を飲み物に混ぜて飲むとよいでしょう。
5位:お菓子
ケーキやクッキーは小麦粉と砂糖という高糖質の組み合わせで出来ており、脂質も高めです。チョコレートやクリームなどが使用されていれば、その分余計に糖質が高くなります。
一方、和菓子は洋菓子よりヘルシーなイメージがあるかもしれませんが、米やもち米を原料としていたり、小豆にたくさんの砂糖が使われていたりするので、糖質量としては洋菓子と大きな違いはありません。
低糖質スイーツを選ぼう!
糖尿病の場合、本来ならお菓子はできるだけ控えた方がよいのですが、甘い物が好きな方にとってはそれも辛いですよね。
そんな時におすすめなのは低糖質スイーツです。クッキー・チョコ・アイス・和菓子など、いろいろな種類が揃っているのでぜひ探してみてください。
6位:フルーツジュース・野菜ジュース
果物や野菜は体に良い栄養素をいろいろ含んでいるので、健康な人なら積極的に摂ることが推奨されます。しかし、糖質が高い食材も多いので、糖尿病の方は食べ過ぎに注意しなければなりません。
特にジュースは食物繊維が取り除かれているので、素材の糖質を急速に吸収してしまいます。例えば、200mlのパック入りフルーツジュースの場合、約20gの糖質が含まれているため、1食分の目安に当たる糖質を摂ってしまうことになります。
また、市販の野菜ジュースには飲みやすくするためにフルーツが加えられていることが多いので、やはり糖質は高めになります。
7位:お酒
お酒は種類によって糖質が高い物と低い物とがあります。その違いは原材料です。決して全てのお酒がNGというわけではないので、上手に飲み分けて楽しみましょう。
- 梅酒・リキュール・カクテル
飲みやすくするために糖分を加えているので糖質も高め。飲み過ぎに注意。
- ビール
製造過程で酵母菌のエサとなる糖質を必要とするため、麦汁を糖化させている。350ml缶に約10gの糖質を含む。
- 日本酒
原料となるお米に糖質が含まれる。カロリーも高め。
上記のお酒は糖質が高めなので、飲み過ぎると1食分の糖質制限量を簡単にオーバーしてしまうことがあります。ただ、糖質ゼロや糖質オフの商品もいろいろあるので、どうしても飲みたい場合は低糖質のお酒を選ぶとよいでしょう。
一方、蒸留酒と呼ばれるお酒は製造工程の段階で糖質がゼロになるため、糖質制限中でも気にせず飲むことができます。
- 焼酎・ウイスキー・ブランデーなど
「蒸留酒」と呼ばれる種類のお酒。蒸留によって主にアルコール分だけを抽出するので、糖質やプリン体を含まない。
ただし、蒸留酒はアルコール度数が高いのが特徴です。アルコールを摂り過ぎると肝臓を始めとする様々な臓器に負担がかかるため、糖質ゼロのお酒も飲み過ぎないようにしましょう。
8位:さつまいも・かぼちゃ・とうもろこし
体に良いとされる野菜ですが、種類によっては糖質が高い野菜もあるので、糖尿病の方は注意が必要です。特に糖質が高めなのはさつまいも・かぼちゃ・とうもろこしです。
例えばさつまいもやとうもろこしは、丸ごと1本食べると糖質20gを超えてしまいます。これだけで1食分の目安となる糖質量を満たしてしまうので、主食代わりに食べるなどの工夫をするとよいでしょう。
かぼちゃも元々の甘みが強い上、煮物などは砂糖が加えられているので余計に糖質が高くなっています。少量なら問題ありませんが、お腹いっぱい食べることは控えましょう。
体重を減らすには、適度な運動はもちろん、食事管理も大切です。でも、食事の度にカロリー計算するのは面倒ですよね。 そこでおすすめなのが、「高タンパク&低糖質」な食材を摂ること。難しい栄養計算をしなくても、効率的に体重を減らせるは[…]
糖尿病に良い食事レシピを4つご紹介!
炭水化物や甘い物の制限が必要でも、低糖質の食材を使えばお腹いっぱい食べることは可能です。ここでは、糖尿病の方におすすめの低糖質レシピをいくつかご紹介しましょう!
パスタ風しらたき
こんにゃく芋から作られるしらたきは糖質がほぼゼロ。つるっとした食感は麺代わりに最適です。
カルボナーラ・ペペロンチーノ・ナポリタンなど、定番パスタにアレンジ自在。茹で時間が不要なので時短にもなります。
おからパウダーのお餅
お餅を食べるのを我慢している方にぜひお試し頂きたいのが、おからパウダー・オオバコ・片栗粉などで作る低糖質のお餅です。
やわらかく伸びる様子はまさに本物のお餅のよう!カロリー&糖質ゼロの天然甘味料「ラカント」で甘みを付けるので、糖尿病でも安心して食べられます、
豆腐のヘルシーお好み焼き
このレシピは、スーパーで手軽に買える「お豆腐」を生地にして、ふわふわモチモチした食感を楽しめるようにしました♡ お肉がなくても大満足なボリューム!
低カロリー・低糖質なので、
食べて幸せなダイエットを叶えます( *´꒳`*) キャベツの大量消費にもオススメです🥬 夕飯や、小さく焼いてお弁当のおかずに
ぜひ作ってみてください☺️✨ (1人あたり244kcal:糖質21.1g たんぱく質12.9g:脂質10.5g)
豆腐を生地に使うお好み焼きは、ふわふわなのにお腹が満足する食べ応え。つなぎとして小麦粉を少々使いますが、一人分の糖質が約21gと控えめです。
また、具材はキャベツだけなので低カロリー。その分、マヨネーズを多めにかけても罪悪感がありません。
おからと紅茶の焼きドーナツ
おからパウダーなのにおから感なしでふわふわしっとり♪
とってもおいしいドーナツができました✨
ダイエットや糖質制限中でもおいしく食べられますよ😋
おからパウダーは小麦粉の代用品にもなる優秀な低糖質食材です。焼きドーナツなら油も不要でとてもヘルシー。おからっぽさを感じさせないふわふわしっとりの食感に仕上がります。
レシピで使用されているてんさい糖は、食後血糖値の上昇度を示すGI値が低めです。ただ、糖質量は白砂糖とあまり変わらないため、気になる方は糖質ゼロの甘味料「ラカント」などを使うとよいでしょう。
糖尿病の食事に関するQ&A
糖尿病は食生活で注意すべきことがいろいろあるので、食べ物に関する知識も必要です。しかし、あまり神経質になり過ぎると、食べていいものまで制限して余計なストレスを感じてしまうこともあります。
そこでここでは、糖尿病の食事に関してよくある疑問・質問についてお答えしましょう。
納豆や豆腐はダメ?
- 納豆は一日に1パックまで
納豆菌は非常に強力なので、食べ過ぎると腹痛の原因になります。
- 豆腐は一日に100~150gが理想
肉や魚も一緒に食べるとカロリーの摂り過ぎになる可能性が。また、食物繊維が豊富なので、食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあります。
生野菜はダメ?
お菓子で食べていいものはある?
糖尿病の人向けの宅配弁当もおすすめ!
「食事の度に糖質を気にするのが面倒…」という方には、糖尿病の人向けの宅配弁当がおすすめです。ここでは、糖質制限食を扱う3社をご紹介しましょう。
Dr.つるかめキッチン
販売会社名 | 株式会社クロスエッジ |
料理ジャンル | 和/洋/中(制限食) |
1食当たり | 710円〜 |
送料 | 無料 |
最小注文数 | 7食 |
ご飯の有無 | × |
到着時の状態 | 冷凍 |
購入方法 | 都度・定期 |
「Dr.つるかめキッチン」は専門医と管理栄養士が監修する制限食専門の宅配弁当です。糖尿病を専門とする医師が監修するのが「【糖尿病食】糖質制限気づかい御膳」。1食分の糖質が15g以下・カロリー240kcal・塩分2.0g以下に制限されています。
定期購入なら全国送料無料になるので都度購入よりお得。メニューはおまかせになりますが、主菜から苦手な食材を抜いてもらうことも可能です。
最近、お弁当を家まで配達してくれる便利な宅食サービスが増えています。共働きで忙しい方が利用したり、テレワークのランチとしても人気があります。 数ある宅食サービスの中でも、制限食に特化したお弁当を販売するつるかめキッチン。塩分やカロリー[…]
ウェルネスダイニング
販売会社名 | ウェルネスダイニング株式会社 |
料理ジャンル | 和/洋/中(制限食) |
1食当たり | 648円〜 |
送料 | 無料 ※条件あり |
最小注文数 | 7食 |
ご飯の有無 | × |
到着時の状態 | 冷凍 |
購入方法 | 定期 |
「ウェルネスダイニング」は制限食・介護食の宅配弁当やミールキットなどを扱う会社です。糖尿病の方向けには「糖質&カロリー制限気配り宅配食」や「糖質&カロリー制限料理キット」がおすすめです。
宅配食も料理キットも糖質を15g以下に制限。カロリーを抑えつつ、肉や野菜をしっかり食べられる献立になっています。宅配食はレンジでチンするだけ、料理キットは鍋で温めるといった簡単な調理で出来立ての味を楽しめます。
ウェルネスダイニングは食事制限が必要な人や健康に気を遣っている人のために、美味しくて健康的な宅配弁当を提供しています。 無料で管理栄養士に相談もできるウェルネスダイニングは、宅配弁当を提供するだけではなく、食生活全体をサポートしてくれ[…]
食宅便
「食宅便」は冷凍でお届けするお食事で、食べたい時にチンするだけで自分のペースで食事を楽しめます。日清医療食品のノウハウが詰まったからだに嬉しいメニューで、栄養バランスに配慮しながらもおいしさにもこだわっています。
人気のおまかせコースや糖質を抑えた低糖質セレクト、ケアシリーズなどさまざまなメニューがあります。定期便やおこのみセレクトコースなど注文方法も選べます。保存は冷凍庫で、温め方は電子レンジで簡単にできます。
糖尿病の人向けの宅配弁当は他にもたくさん!
糖尿病の方でも安心して食べられる宅配弁当は他にもたくさんあります。こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください!
糖尿病を患う方や血糖値を管理する必要がある方は、食事に特別な注意が必要です。 自炊での栄養管理が難しい場合、宅配弁当を利用することを検討してみませんか?糖尿病向け食事を提供する宅配弁当について詳しくご紹介します。 今回糖尿病の方[…]
ダイエットに効果があることから注目される糖質制限。でも、食事の度に炭水化物を適度な量に抑えるのはちょっと難しいですよね。 そこでおすすめなのが、低糖質の宅配冷凍弁当です。今回は人気の宅配サービスや選び方のポイントなどを詳しくご紹介しま[…]
糖尿病でも食べたいものをあきらめなくて大丈夫!
一度にたくさんの糖質を摂り過ぎなければ、糖尿病になっても食べていけないものはありません。糖質が多い食材を控えたり、低糖質の食材に置き換えたりしながら、好きなものを我慢せずに適度に味わいましょう。
また、低糖質スイーツや糖質制限された宅配弁当もおすすめです。ぜひ食生活に取り入れて、食事やおやつを楽しんでくださいね!