腎臓病になると「食べてはいけないものが多いのでは…」と不安になりますよね。
たしかに、腎機能が低下すると塩分・たんぱく質・カリウム・リンなどの摂り過ぎは腎臓の負担になりやすく、食事制限(食事療法)が必要になることがあります。
ただし、腎臓病の食事で本当に大切なのは「絶対に食べない」ではなく、量・頻度・食べ方(調理法)で上限を管理することです。
この記事では、摂り過ぎに注意すべき食べ物を整理しつつ、チョコレートやカレー、納豆やほうじ茶などカリウムの多い食品についてもわかりやすく解説します。
また、食べていい野菜やお菓子、腎臓病の方向けの宅配弁当も紹介しているので、日々の食事管理にぜひ役立ててください。
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腎臓病に食事制限が必要なのはなぜ?

腎臓は体内の余分な塩分やカリウムなどを排泄したり、食事から摂ったたんぱく質の老廃物を処理したりする役割を担っています。
しかし、腎臓の機能が低下するとその働きが弱まり、本来排泄されるべき物質が体内に溜まってしまいます。
血中の塩分・カリウム・リンの濃度が高くなったり、たんぱく質から出た老廃物が溜まると、体に様々な症状を引き起こします。
もちろん、腎臓にも負担がかかってしまうため、食事から摂る栄養を制限しなければならないのです。
腎機能は一度低下すると、なかなか回復することができません。そのため、腎臓病と診断された方は、長期にわたって食事療法を続ける必要があります。
腎臓病向けの宅配弁当は他にもいろいろ!
こちらの記事では、医師監修による腎臓病食のおすすめ宅配弁当について詳しくご紹介しています。いろいろな宅配弁当を比較してみたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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腎臓に負担をかける栄養素とは?

機能が低下した腎臓に負担をかけるのは、主に4つの栄養素です。食事療法では、これらの栄養素を適度に制限することが基本になります。
塩分
体内の塩分濃度は一定に保たれるようになっており、過剰に摂取した塩分は腎臓によって排泄されます。
しかし、腎機能が低下すると塩分を排泄しにくくなり、体内に余分な塩分が溜まってしまいます。
体内の塩分濃度が高まると、高血圧やむくみなどの原因になります。また、腎臓に負担がかかり続けるため、腎機能もさらに低下してしまいます。
たんぱく質
食事から摂ったたんぱく質は体のエネルギーとして消費された後、尿素窒素という毒素を生み出します。腎臓はこの尿素窒素を尿と共に排出する働きを持っています。
腎臓病になると毒素の排出がスムーズにいかなくなり、体内に毒素を溜め込んでしまいます。
また、たんぱく質の過剰摂取は腎臓に負担がかかるため、食事のたんぱく質量を制限する必要があるのです。
カリウム
カリウムは体内に含まれているミネラルで、塩分を排出させる働きがあります。
しかし、腎機能の低下によりカリウムを排出する力が弱まると、体内のカリウムが増えて不整脈などの原因になります。
カリウムは野菜や果物などに含まれていることが多い栄養素ですが、食材によって含有量にかなり差があり、水にさらしたり茹でたりすることでカリウムを減らせる場合もあります。
リン
一方、リンも体内に多く存在するミネラルで、たんぱく質にも含まれています。
リンはカルシウムと結合して骨や歯を丈夫にする働きがありますが、腎臓からうまく排出されないと、カルシウム値が下がって逆に骨がもろくなってしまいます。
たんぱく質の摂取量が増えるとリンの摂取量も増えるため、両方をうまく制限することが大切です。
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腎臓病の人が【食べてはいけないもの一覧】
塩分・たんぱく質・カリウム・リンの摂り過ぎは腎臓に負担をかけますが、体にとって必要な栄養素でもあります。そのため、腎臓病になっても絶対に摂ってはいけないわけではありません。
大切なのは「摂り過ぎないこと」。そこでここでは、腎臓病の人が「摂り過ぎに注意すべき食べ物」についてご紹介しましょう。
塩分が多い調味料

- 食塩・醤油・ソース・味噌・ポン酢・ドレッシングなど
- 使い過ぎに注意!
- 減塩タイプを選ぼう
塩分の摂り過ぎは腎臓に負担をかけるため、腎臓病の食事療法には減塩が欠かせません。そこでまずは、塩分を多く含む調味料を使い過ぎないようにしましょう。
おすすめは減塩タイプの調味料です。使う量を極端に減らさなくても、手軽に減塩できます。また、醤油やソースなどを使う際は、料理に直接かけるのではなく、小皿に注いで付けて食べることがおすすめです。
カップ麺・インスタントラーメン

- 塩分やリンが多い
- スープを飲み干さないこと
- 麺のゆで汁は捨てるのが◎
カップ麺やインスタントラーメンは塩分が多く、食品添加物としてリンも使用されています。そのため、スープを飲み干すのはNG。インスタントラーメンの場合はゆで汁にリンが溶け出しているので、そのままスープに使うのは避けた方がよいでしょう。
制限中もラーメンを食べたい時は、低たんぱくで塩分・カリウム・リンの使用量を抑えた商品がおすすめです。
ソーセージ・ベーコン・ハム・練り物

- 塩分やリンが多い
- 一度に食べ過ぎないこと
- 切って茹でると塩分・リンを減らせる
肉や魚を使った加工食品には、保存性を高めるために食塩やリンが多く使用されています。また、たんぱく質も含むため、食べ過ぎないことが肝心です。
ソーセージなどは切って茹でるのがおすすめです。茹で汁に塩分やリンが溶け出すので、摂取量を減らせます。
添加物などが気になる方は無添加の宅配弁当などもおすすめです。
漬物・佃煮・梅干し

- 少量でも塩分が多いので注意!
- 食べたい時は減塩タイプを少しだけ
漬物・佃煮・梅干しなどの保存食は食塩をたくさん使用しているので、少量でも塩分を摂り過ぎてしまう恐れがあります。できれば食べない方がよい物ではありますが、どうしても食べたい場合は減塩タイプの食品を少しだけ食べるようにしましょう。
コンビニ弁当

- 塩分・カリウム・リンが多い
- 漬物類は食べない・調味料は使わない
- おかずを少し残した方が◎
コンビニ弁当は塩分が多めで、カリウムやリンもいろいろなおかずに含まれています。完食は避けて、おかずを3分の1から4分の1くらい残すとよいでしょう。
また、漬物・佃煮・梅干しなどは食べずに残し、醤油やソースなどの調味料も使わないようにしましょう。
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バナナ

- カリウムを豊富に含む
- 食べる量を減らそう
- バナナチップスは特に注意
果物の多くはカリウムを含んでいますが、中でも含有量が高いのがバナナです。一度に丸ごと1本を食べるのではなく、3分の1から4分の1くらいを目安に食べましょう。
ちなみに、バナナチップスは油で揚げてあるので、水分が抜けて栄養素が凝縮し、カリウムの量が生のバナナの3倍以上にもなっています。一度に食べる量は4~5枚くらいにしておくことがおすすめです。
野菜ジュース・フルーツジュース

- カリウムを豊富に含む
- 素材を食べた方がベター
野菜や果物はカリウムが豊富なので、それらを凝縮させたジュースには非常にたくさんのカリウムが含まれています。
野菜不足やビタミン不足を補う目的なら、茹でてカリウムを減らした野菜や、カリウムの含有量が少なめの果物を食べた方がよいでしょう。また、腎臓病用の食品の中には、フルーツ味のジュースなどもあります。
腎臓病の人が食べてもいい野菜

- カリウムが多い野菜を控えれば大丈夫
- カリウムを水に溶かして減らそう!
腎臓病の人が野菜を食べる時に注意したいのは、カリウムの量です。カリウムの含有量は野菜の種類によってかなり違うので、カリウムが少ない野菜や多い野菜を覚えておくとよいでしょう。
また、水に溶けやすいという性質を利用すれば、調理の仕方でカリウムの量を減らすこともできます。
カリウムが少ない野菜
カリウムが多い野菜
野菜の中で特にカリウムが多いのは、里芋・さつまいも・じゃがいもなどの芋類やかぼちゃです。芋類は茹でるとカリウムが減りますが、かぼちゃのカリウムは茹でてもあまり減らないので注意しましょう。
野菜のカリウムを減らす方法
- 素材を小さく切り、水に20分程度さらす
- たっぷりのお湯で茹でる
- 茹で汁を捨て、野菜の水気をよく切る
カリウムは水に溶け出す性質を持っているので、水にさらしたり茹でたりすると、含有量を減らせます。水にさらす場合は、途中で水を変えるとさらに効果的です。
野菜をさらした水や茹で汁にはカリウムが溶け出しているので、料理に使わずに捨てましょう。水気をよく切ってから使うと、さらにカリウムの量を減らせます。
腎臓病の人が食べてもいいお菓子!

- 塩分・たんぱく質・カリウム・リンが少なめの物が◎
腎臓病の人のおやつの選び方は、基本的に食事のメニューの選び方と同じです。塩分が高い物やたんぱく質を原料とする物はなるべく避け、カリウムやリンの量にも気を付けましょう。
おすすめは以下のようなおやつです。
団子
米粉で作られているので、たんぱく質は少なめ。カリウムが少ないこしあんや、たんぱく質を含まないみたらしがおすすめ。
わらびもち
でんぷんを原料とするため、たんぱく質やカリウムが非常に少ない。ただし、きなこはカリウムが多いのでかけ過ぎに注意。
求肥(ぎゅうひ)
もち米や白玉粉を使っているので、たんぱく質が少なめ。塩分やカリウムはほとんど含まない。
寒天
原料となる天草(てんぐさ)はたんぱく質をほとんど含まない。ただし、牛乳寒天はたんぱく質が多いので注意。
飴
主な原料は砂糖なので、たんぱく質や塩分を含まない。カリウムもごくわずか。
腎臓病の人向けの宅配弁当もおすすめ!
腎臓病の人は食事の管理が難しいのが悩みの種ですよね。そんな時は、食生活に宅配弁当を取り入れるとかなり楽になります。ここでは、人気の3社をピックアップしてご紹介しましょう。
ウェルネスダイニング
| 販売会社名 | ウェルネスダイニング株式会社 |
| 料理ジャンル | 和/洋/中(制限食) |
| 1食当たり | 7食セット:748円 14食セット:729円 21食セット:704円 |
| 送料 | 無料 ※条件あり |
| 最小注文数 | 7食 |
| ご飯の有無 | × |
| 到着時の状態 | 冷凍 |
| 購入方法 | お試し・都度・定期 |
たんぱく&塩分調整気配り宅配食
たんぱく質・塩分・カリウムを制限した宅配弁当。全90種類のメニューがあります。
たんぱく&塩分調整料理キット
たんぱく質・塩分・カリウムを制限したミールキット。最短15分で出来立ての料理を味わえます。
野菜を楽しむスープ食(カリウム制限・塩分制限)
カリウムが少ない野菜を厳選し、1食あたりに15種類以上もの野菜を使用した冷凍スープです。
ウェルネスダイニングの口コミを検索すると「まずい」とヒットする… ウェルネスダイニングの実際の口コミ・評判が知りたい! この記事では実際にウェルネスダイニングで購入した方の口コミ・評判を徹底調査しました。現役管理栄養士の私が実際[…]
Drつるかめキッチン
| 販売会社名 | 株式会社クロスエッジ |
| 料理ジャンル | 和/洋/中(制限食) |
| 1食当たり | 710円 |
| 送料 | 無料 |
| 最小注文数 | 7食 |
| ご飯の有無 | × |
| 到着時の状態 | 冷凍 |
| 購入方法 | 都度・定期 |
また、カリウムは500mg以下・リンは200mg以下に調整されているので、バランスはバッチリ。定期コースなら送料無料で利用できるのもうれしいポイントです。
最近、お弁当を家まで配達してくれる便利な宅食サービスが増えています。共働きで忙しい方が利用したり、テレワークのランチとしても人気があります。 数ある宅食サービスの中でも、制限食に特化したお弁当を販売するつるかめキッチン。塩分やカロリー[…]
メディミール
「メディミール」は介護施設を運営する管理栄養士のチームが手がける制限食です。腎臓病の方向けなのは「たんぱく質&塩分制限食」。カリウムやリンも制限されているので安心です。
メニューは全150種類以上と非常に豊富。また、食材に制限がある場合も個別対応してもらえます。
「健康に気づかった食事をしたい」「生活習慣病にならないように塩分を制限したい」と、毎日の食事に気をつけたいと思っても、カロリーや塩分を計算するのは大変です。 メディミールは制限食に特化した冷凍弁当サービスで、特に腎臓病・糖尿病・高血圧[…]
腎臓病の食事に関するQ&A
食事療法を始めると、「この食べ物は食べてもいいの?」と迷う場面が増えます。ここでは検索されやすい食材を中心に、腎臓病との関わりをQ&A形式で整理します。
腎臓病の人は納豆を食べてもいいですか?
納豆は、たんぱく質・リン・カリウムを含む食品です。そのため、腎臓病の進行度合いや制限内容によっては、摂取量の調整が必要になる場合があります。
腎臓病の人は、主食や野菜などからもたんぱく質・リン・カリウムを摂るため、納豆を足すと上限を超えやすい点に注意しましょう。食べる場合は、主治医の指示に従い、量や頻度を決めるのが安心です。
腎臓病の人はカレーを食べてはいけませんか?
市販のルー・レトルト・外食のカレーは、塩分が多くなりやすく、商品によってはリン(添加物)も含まれることがあります。また、具材(じゃがいも等)によってはカリウム量が増えやすい点も注意が必要です。
腎臓病の人は、カレー粉を少量使った“減塩アレンジ”なら取り入れやすい場合があります。減塩の味付けが物足りないときに、香りづけとして活用すると満足感が出やすいです。
カレーを食べたい場合は、塩分・たんぱく質などを調整した腎臓病用のカレーを選ぶ方法もあります。
腎臓病の人はチョコレートを食べてもいいですか?
チョコレートはカリウムやリンを多く含んでいるため、一度にたくさん食べるのは控えましょう。チョコレートを使用したお菓子やココアなども同様です。
特に高カカオチョコレートはカカオの含有量が多いので、カリウムやリンも豊富です。一方、カカオマスを使用しないホワイトチョコレートや、生クリームを加えた生チョコは、ミルクチョコレートよりもカリウムが少なめです。
腎臓病の人はほうじ茶を飲んでもいいですか?
ほうじ茶は、一般的にカフェインが少なめで、日常の飲み物として選ばれやすいお茶です。ただし、腎臓病では病状によって水分制限が必要になる場合があるため、主治医から制限が出ている方は、飲む量を管理しましょう。
腎臓病の人は、飲み物も“量の管理”が基本です。不安がある場合は、普段の飲水量や検査値を踏まえて主治医・管理栄養士に確認してください。
腎臓病の人が注意すべき「カリウムの多い食品」は何ですか?
腎機能が低下するとカリウムを排出しにくくなり、高カリウム血症のリスクが高まる場合があります。カリウム制限がある方は、食品の選び方と調理法(下処理)で調整します。
- カリウムが多い食品の例:芋類・かぼちゃ・トマト・ほうれん草・バナナ・メロン・ドライフルーツ・野菜ジュース
- カリウムを減らすコツ:小さく切る→水にさらす→下茹で→茹で汁は捨てる
腎臓病の人は、同じ食品でも“食べる量”と“調理法”で摂取量を下げられることがあります。具体的な制限量は病期や透析の有無で異なるため、指示量に合わせて調整しましょう。
腎臓病の人が食べ過ぎに注意すべき果物は何ですか?
果物は基本的にカリウムが多めです。とくにバナナは含有量が多く、食べ過ぎには注意しましょう。夏みかん・メロン・桃なども食べ過ぎないようにします。
ドライフルーツは栄養が凝縮されるため、カリウムも増えやすいので、食べるなら少量にしましょう。
適度に制限しつつ、食事を楽しもう!
腎臓病になるとたんぱく質・塩分・カリウムなどの制限が必要になりますが、適量を心がければ食事を楽しむことは十分可能です。
食べ過ぎに気を付けながら、好きな食べ物もしっかり味わって、豊かな食生活を送りましょう!







